介護事務
介護保険は原則として、介護サービス費用の10%を利用者が負担し、90%を各市町村と被保険者が負担することになっていて、その両者に請求を出す業務を行うのが、介護事務員です。資格がなくても就業できますが、介護業務に関する知識が必要になるため、講座を修了しておくほうが有利なのではないでしょうか。
●取得難易度 ★☆☆
●就職安定度 ★★★
●参考学費 4万円~7万円位
●取得期間 1ヶ月半~2ヶ月位
●必要条件 なし
●参考月収 15万円~18万円
●介護事務の資格の種類
■ ケアクラーク
(財)日本医療教育財団が認定する「ケアクラーク技能認定試験」に合格した方に与えられる資格。試験は年6回(偶数月)。
■ 介護事務管理士
㈱技能認定振興協会が行う「介護事務管理士技能認定試験」に合格した方に与えられる資格です。試験は年6回(奇数月の第4土曜日)。
■ 介護事務実務士
NPO法人 医療福祉情報実務能力協会が実施する「介護情報実務能力認定試験」の合格者に与えられる称号。
■ 介護保険事務士
(財)老齢健康科学研究財団が認定しており、介護給付費請求事務および給付管理事務のエキスパートとして認められる資格です。
■ 介護保険事務管理士
(財)日本病院管理教育協会が認定する資格で、特別養護老人ホームや療養病床を持つ介護保険施設で介護報酬請求事務を行う知識や能力を証明します。
■ 介事管理専門秘書検定資格
NPO法人 日本能力開発推進協会(JADP)指定の認定教育機関等のカリキュラムを修了した者を対象にした資格。
●各資格の取得の仕方
■ケアクラーク
・受験資格
教育機関等が行う教育訓練のうち、認定委員会が認定規程により認める「ケアクラーク技能認定試験受験資格に関する教育訓練ガイドライン」に適合すると認めるものを履修した者または、介護事務職として6ヵ月以上の実務経験を有する者
・試験日程
年6 回(4月、6月、8月、10月、12月、2月)
・試験内容
☆学科試験ー介護事務一般知識 筆記(択一式) 25 問 50分
☆実技試験ー介護給付費請求事務 介護給付費明細書作成 2 問 60 分
・受験料ー6,000 円
・合各基準ー学科試験および実技試験の各々の得点率が70 % 以上
■ 介護事務管理士
・受験資格ーなし
・試験日程ー年6 回(奇数月の第4 土曜日)
・試験内容
☆学科試験ー筆記(択一式)10 問
☆実技試験ー介護給付費明細書の作成4 枚
※実技・学科併せて 2 時間。資料などを参考にして答案作成が認められています。
・受験料ー5,000 円
・合各基準ー学科試験70点以上
実技試験70 % 以上
・合格率ー約55%
■ 介護事務実務士
・受験資格ーなし
・試験日程ー年4回(3・7・9・12月)
・在宅試験
・試験内容
☆学科(20問)
①介護保険法および関連法規
②介護保険制度
居宅サービス・施設サービス
③介護報酬の請求
☆実技(5問)
介護給付明細書の作成
介護報酬明細書作成
1.居宅サービス
2.施設サービス より5問
・受験料ー7,500 円
・合各基準ー非公開
・合格率ー約67.5%
■ 介護保険事務士
・受験資格
(財)老齢健康科学研究財団の認定校での講座受講
・試験日程ー講座終了後順次認定校にて開催
・試験内容
☆学科試験ー介護保険制度についての知識全般。択一式 50問 60分
☆実技試験ー介護給付費請求事務の実際。介護給付費請求書の作成等3問90分
・受験料ー認定校へ問い合わせましょう
・合各基準ー学科・実技とも60%以上の正解
■ 介護保険事務管理士
・受験資格
(財)日本病院管理教育協会の指定教育校で指定科目を履修
・試験内容
介護保険制度論・介護レセプト記載要領・介護報酬算定・医療保険との関係・医療管理学
・受験料ー7,000円
・合格率ー85%以上
■ 介事管理専門秘書検定資格
・民間資格
・受験資格ー日本能力開発推進協会指定の認定教育機関等が行う教育訓練において、その全カリキュラムを修了した者
・試験日程ーカリキュラム修了後、随時、在宅にて受験
●講習内容
・介護事務講座(平均受講時間1~2ヶ月)通学。
短いもので、6回(36時間)などもあります。
・通信教育ー平均4ヶ月くらい。
●主な就職先
・病院
・診療所
・在宅介護サービスを行う民間事業者
・訪問看護ステーション
・老人保健施設
・在宅介護支援センター
・特別養護老人ホーム 等
